仙台市中央卸売市場で旬を迎えた宮城県産ホヤの入荷が本格化し、2日朝、試食会が開かれました。

仙台市中央卸売市場には2日朝、水揚げされたばかりの県産ホヤおよそ3トンが入荷し例年並みの1個およそ80円で取引されました。今年のホヤは、身入りが良く数量も多いということです。

県漁協 立花洋之 常務理事「ホヤの旬は今から梅雨時ということでこれから皆さんに召し上がっていただけるおいしいホヤができました」

また、競り場にはホヤの新しい食べ方を知ってもらおうと白だしと生のホヤで作った「ほや汁」や、タコの代わりに酒蒸ししたホヤを入れた「たホ焼き」などのメニューが並び仲買人らに振る舞われました。

たホ焼きを試食した人「おいしいですね。たこ焼きのイメージと全然違って、具材がしっかりしているのでおいしく感じました」

県産ホヤは石巻の雄勝湾の海域で貝毒が検出され出荷規制がかけられているため、仙台市中央卸売市場では女川などその他の海域でとれるホヤの入荷が8月中旬まで続く見込みです。