沖縄県付近を進む大型の台風2号の影響で静岡県内は6月2日から警報級の雨に見舞われる見込みです。線状降水帯が発生する恐れもあり、県はこれからの台風や集中豪雨に備えようとパトロールを実施、気象台は注意・警戒を呼び掛けています。
<静岡地方気象台 浅田耕伸予報官>
「線状降水帯といったこともありますけど、そうしたものが無くても今回かなり雨が降るという予想になっているので、新しい資料を見つつ警戒をしていただきたい」
県内では台風2号の影響で梅雨前線に暖かく湿った空気が流れ込み、6月1日から3日にかけて大気の状態が非常に不安定になると予想。気象台によりますと、台風2号は3日午後、県内に最も接近する見込みで、2日夕方から県中部や東部では1時間あたり最大70mmの非常に激しい雨が降るとしています。
これから県内に最接近する台風に備え、県はパトロールを実施しました。職員らは1日、静岡市葵区の山間部に出向き、大雨などによって山から流れ出た土砂や流木を止めるためのえん堤や治山ダムの機能が正常に保たれているかどうか点検しました。
<中部農林事務所 治山班 野田佳子班長>
「これから梅雨、台風シーズンを迎える。先輩方が作られた治山えん堤が正常に機能しているかを確認することで、県土の保全と減災につながる」
伊東市の観光施設では観光船をロープで固定する作業を行い、高波や強風に備えています。
<日本海洋観光 新海直哉伊東営業所長>
「台風なので、風で船が流されないように対策をとりました」
今回の台風2号は、2022年の台風15号と比べてどう違うのでしょうか。
<田中健太郎 気象予報士>
「今回は台風本体の雨雲ではなく台風からの湿った空気が活動を活発にさせる前線が大雨の原因です。台風15号の時、静岡は1時間雨量107mm。24時間雨量は400mmを超えていました。今回は予想される1時間雨量は多いところで70mmと数字が小さくなるのですが油断できません。もし70mm降れば土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、氾濫に警戒が必要です」
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