「やっぱりうらやましいなって」

原告 飯塚淳子さん(仮名):
「(Q 手術されていなかったら)幸せがあったと思います。嫁いだけれど優生保護の話をしたら夫は出ていきました。やっぱりうらやましいなって。私も子どもがいて孫がいて幸せな家庭があったと思う」

大槻記者:
16歳のとき不妊手術をされた飯塚さん。県は飯塚さんの手術記録を廃棄してしまっており国も「当時は合法だった」と取り合いませんでした。それでも、手術の記録が残っていたもうひとりの原告、佐藤さんが名乗り出たことや手術の痕が残っていることなどから2018年にようやく2人は全国で初めて提訴しました。

後藤キャスター:
今回、請求が棄却された理由の一つのが「除斥期間」ということでしたがこれはどういったものなのでしょうか。