唾液で簡単に歯周病のリスクを調べることが出来る“無料の検査”がきょう、東京・港区で行われました。「国民病」とも言われる歯周病を減らす、新たな取り組みです。
きょう、新橋駅の前で行われていたのは、20歳以上を対象とした“無料の歯周病検査”です。この検査は自分で採った唾液で歯周病のリスクが調べられるというもので、1人10分程度でできます。唾液は検査会社で分析され、2週間から3週間ほどで、結果が自宅などに送られるということです。
検査を受けた人
「歯って仕事が忙しかったり、おろそかになりがちだったりして、いい機会。本当簡単にガムを噛んで、唾液を出すだけだったので、あっという間」
「健診は(普段)あまりしないですね、学生の時ぶり。結果も3週間くらいで届くので、スムーズにいけるというのがいい」
歯周病は20代から30代の3割がかかっているとされ、「国民病」とも言われています。
ただ、日本では歯科健診が高校生までにしか義務付けられておらず、症状が進行してから見つかる人も少なくありません。
国は全ての年代で健診を受けることが出来る、「国民皆歯科健診」を導入する方針を示していますが、現場の歯科医師不足などが課題となっています。
東京都港区芝歯科医師会 西辻直之 副会長
「(この検査は)歯科医師がいなくても大丈夫。一度で400人、500人の唾液検査ができる。そういった意味で(医師不足を解決する)有用な方法の一つなのではないか」
平均寿命などにも影響すると言われている“歯の健康”。誰でもリスクを早期に発見できる環境の整備が急がれます。
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