岩手県奥州市で1日、収穫の最盛期を前に野菜の出発式が行われ、生産者が価格の安定を祈りました。
出発式は、奥州市胆沢に本部を置く「JA岩手ふるさと」が毎年この時期に行っているもので、1日は関係者およそ40人が出席しました。
夏から秋にかけて収穫される管内の野菜はピーマンが主力で、キュウリ、ミニトマト、ナスなども広く栽培されています。
出発式で、JA岩手ふるさと経営管理委員会の千田幸男副会長は、「心のこもった野菜を消費者に届けていきます」と決意を述べ、ピーマンおよそ500キロがトラックに積み込まれました。今年は春先に天候不順があったものの生育、品質共に良いという事です。
主力のピーマンは去年を上回る2100トンの出荷を目指します。