福島第一原発の処理水の海洋放出計画をめぐって韓国の視察団は今後、長期的に安定した運用ができるかどうか検証を進めるとしています。
韓国の専門家でつくる視察団は、5月23日から2日間、福島第一原発を視察しました。
視察団の団長を務めたユ・グクヒ原子力安全委員長は31日、ソウルで会見を開き「設備が計画通り設置されていることが確認でき、必要な処理水のデータも入手できた」と説明しました。
そして、IAEAの調査結果も踏まえ、異常がおきた場合の対応やこれまでの故障の例なども分析を行い、長期的に安定した運用ができるかどうか詳しく検証を進めるとしています。














