今年は、物価高など様々なの商品で値上げが続いていますが、6月1日から電気料金が値上げされます。値上げに伴って節電意識も高まっていて、小売店では関連商品の売れ行きも伸びています。
関根佑記者「郡山市の家電量販店です。店の中を見渡すと、節電の文字が目立っています」
店内のあちこちに掲示された「節電」の文字。福島県郡山市の家電量販店では、ここ最近、節電向け商品の問い合わせが増えているといいます。
ヨドバシカメラマルチメディア郡山・伊海田勇輝さん「エアコンや冷蔵庫を購入されるお客様を中心に、節電になるモデルはどれなのかというお問い合わせが増えている」
節電の意識が高まっている理由。それは、6月1日から実施される全国的な電気料金の値上げです。
東北電力は30日、標準的な家庭の1か月分のモデル料金について、6月の使用分は7537円と、5月と比べおよそ1300円の値上げとなる試算を発表しました。東北電力は、電気料金の今後の見通しについて、燃料価格の変動などに応じて上下するとしています。
こうした中、郡山市の家電量販店では、遠くまで風を送るサーキュレーターの仕入れ量を、去年に比べて1.5倍以上増やしました。エアコンと併用することで電気代の節約に効果的です。
関根記者「節電で人気を集めているサーキュレーター。今年の注目は分解できる商品です」
なかでも今年は、分解して掃除ができる商品などに注目が集まっています。
ヨドバシカメラマルチメディア郡山・伊海田勇輝さん「掃除を頻繁に行っていただくことで部屋の空気を回す効率が上がる。エアコンの効果も高まり節電になる」














