菓子の製造販売事業などを行うシャトレーゼ ホールディングスは、コロナ過で経営難にある甲府市中心部の老舗ホテル談露館を買収すると発表しました。

シャトレーゼ ホールディングスは6月1日付で談露館の全ての株式を取得し子会社化すると発表しました。
買収金額は明らかにしていません。

甲府市中心部にあるホテル談露館は1887年(明治20年)に創業した老舗ホテルです。
しかしコロナ禍で宿泊客や宴会の需要が落ち込んで経営が悪化し、シャトレーゼ側に買収を打診していたということです。

ホテルの名称は「シャトレーゼホテル談露館」に変更し、従業員は雇用を継続するとしています。

シャトレーゼはホテルの運営を新しい主力事業に位置付けていて、買収した宿泊施設は全国で10件目、県内では2021年の笛吹市のかんぽの宿石和に続き5件目となります。