全国でマイナンバーカードをめぐるトラブルが相次いでいますが、静岡県掛川市はマイナンバーカードに別人の決済サービスが紐づき、ポイントが別人に付与されたと疑われる事案が1件あったと、5月31日に発表しました。
掛川市によりますと、2022年12月26日、掛川市が委託している掛川市役所のマイナポイント支援窓口で、Aさんの家族が、Aさんのポイント申し込み手続きをしていた時に必要なIDなどがわからなかったため、再来庁することとし作業を中断しました。
その後、支援スタッフが端末のログアウトを確認せず次のBさんの手続きを開始したため、先に窓口を訪れたAさんのマイナンバーカードにBさんのキャッシュレス決済サービスが紐づけされた可能性があるということです。
支援窓口では、申し込み手続きのサポートを目的にしていて、個人名などは記録していないため、Aさんの特定ができていないということです。
掛川市では、事案発生後に支援を受託している事業者から報告を受け、Aさんの再来庁を待っていましたが、全国的に同様の事案が起きているため、今回公表することにし、ポイント申込完了後のログアウトや再チェックを改めて徹底し再発防止に努めていくということです。
なお、マイナポイントが他の人に付与される事案は、静岡県内でも浜松市で2022年9月と11月に合わせて3件起きています。
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