述べ600人の後遺症を診た専門外来は…

新型コロナの後遺症を診療している石川県加賀市の「ながたクリニック」。おととし2月にコロナ後遺症専門外来を立ち上げ、延べ600人以上の患者を診てきました。

ながたクリニック 永田理希院長:「後遺症の方は基本、仕事はいけない方がほとんですよね。ひどい方は、もうトイレも行けないとか、家事も一切できない、お風呂も入れないと家族の方に体を洗ってもらって頭を洗ってもらっているって方もいます。そういうひどい方もいらっしゃいます。個人差がすごくあります」

後遺症の中で最も多く“深刻な症状”は…。

永田院長:「一番長期にわたるのが全身の倦怠感。普通では、そんなちょっと疲れたぐらいでそんなに問題ないのが、ちょっとタイムラグがあって、異常な全身倦怠感とかいうことが出てくるというのが一番長くて多いですね」

“全身の倦怠感”です。完治に時間がかかり、2年以上も症状に苦しんでいる人もいるといいます。後遺症の症状は様々です。