今年1月から4月にかけて福島県内で発生したなりすまし詐欺は12件、被害額は1200万円あまりで、去年の同じ時期と比べていずれも減少したことがわかりました。

県警察本部によりますと、今年1月から4月末までに県内で発生したなりすまし詐欺は12件で、去年の同じ時期と比べて25件減少しました。

また、被害額は1227万円で、去年の同じ時期と比べて7500万円あまり減少しました。手口別ではキャッシュカード詐欺が5件で全体の4割を占めていて、年齢別にみると被害者の8割以上が65歳以上の高齢者でした。

県警では、キャッシュカードを要求されたら詐欺を疑い「キャッシュカードを渡さない」「暗証番号を教えない」などの対策をとるよう呼びかけています。