対話型AI「ChatGPT」を体験する授業が30日、大分市の高校で行われ、生徒たちはAIを使う心構えを学びました。

(外部講師)「AIに使われるんじゃなくて、活用する。こういったことがこれから皆さんに求められる」

大分市の情報科学高校で行われた特別授業。テーマは、質問を入力すると自動で答えてくれる対話型AI:ChatGPT(チャットジーピーティー)の活用法です。

授業には県内の公立高校で初めて設置された「デジタル創造科」の1年生80人が出席しました。

生徒は、ChatGPTに質問しながら、2時間で、大分の魅力を発信するウェブサイトの作成に挑みました。

(生徒がchatGPTに質問)「幅広い世代の人が楽しめる大分のアクティビティはなんですか?…え、さっきと(結果が)一緒やん。聞き方が悪い」

(まわりの生徒)「何に使うか選んで、それについて深掘りしていったほうがいいんじゃない」

(男子生徒)「あらかじめ絞った状態で調べると、自分が知りたい情報が入ってくるので、まとめやすいです」

(女子生徒)「間違った情報などが取り入れられることがあるので、正しい情報を見極めることが大事だなと思いました」

体験を通じて、生徒はAIを使う心構えも学びました。情報科学高校では今後も最先端の技術を学ぶ講座を続けていくということです。