いわゆる「袴田事件」で死刑判決を受けていた袴田巖さんのやり直し裁判にむけて、静岡地方裁判所は検察と弁護団に対してそれぞれの冒頭陳述の案を7月10日までに提出するよう求めました。
袴田巖さん(87)は、1966年、旧清水市で一家4人が殺害された事件で死刑が確定しましたが、2023年3月、再審=裁判のやり直しが決まりました。
やり直し裁判に向けて5月29日、裁判所、弁護団、検察による2度目の3者協議が開かれ、静岡地裁は検察と弁護団に対してそれぞれが裁判で主張する内容=冒頭陳述の案を7月10日までに提出するよう求めました。
<袴田事件弁護団 小川秀世弁護士>
「(裁判所からの要請に)弁護団の方は、そういう方向で提出をしますと約束したが、検察官の方はそうした要請はあったことは、分かりましたと。約束はしなかった」
裁判所からの冒頭陳述の提出案について弁護団は受け入れる方針を示す一方で、検察は回答を保留したということです。
注目の記事
「胸がなくても大丈夫」乳がん公表の梅宮アンナさん…闘病から電撃結婚までを語る 家族への願い「変わりなく接してほしい」

【初密着】110番通報を受ける『大阪府警・通信指令室』 約2割は"迷惑通報"など緊急性なし「何千回も同じ内容でかけてくる」 それでも府民の命を救うため「どんな声にも耳を傾ける」

「謎の光る帯」上空で目撃 明け方に揺れるその正体は…専門家に聞いてみると 鹿児島・姶良市

今シーズン「ノロノロ台風&迷走台風」多発か さらに勢力は去年より増す可能性も 海水温の上昇だけでなく“偏西風”にも理由があった 備えるため「予報円」正しい理解を tbc気象台

富士山噴火 その時、大量の火山灰が降ると…「人の流れ、物の流れが滞ってくる」 富士山科学研究所 吉本充宏研究部長が指摘する準備と対策

「3行超えたら威圧感」「その絵文字は怖い」令和7年のSNS作法 あなたはついていける?「インスタは顔にモザイクがカワイイ(*´ー`*)」え??【原田曜平教授も解説】
