いわゆる「ブラック校則」の改善に向けて、福島県が全ての県立高校を対象に行った調査で、校則のある学校のうち、およそ7割が「見直しが必要と思われる校則がある」と回答したことが分かりました。
この調査はいまの時代に即さない、いわゆる「ブラック校則」の改善に向け県が実施したもので、今年1月上旬に県立高校82校を対象に行われました。
それによりますと、「校則がある」と回答した80校のうち、「見直しが必要と思われる校則がある」と回答した学校は59校で、73.8%に上ることが分かりました。また「年度内に校則の見直しを予定している」と回答したのは30校でした。
県教育委員会は「校則の見直しについて全体的に前向きな姿勢が見られた」と分析していて、今後、各県立学校で校則の見直しに関する研修会を開くことにしています。














