熊本市は、親が育てられない乳幼児を匿名でも受け入れる「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」に昨年度、9人の預け入れがあったと発表しました。

市によりますと、熊本市の慈恵病院(じけいびょういん)が運営する「こうのとりのゆりかご」に、昨年度、9人の預け入れがあったということです。
前の年度から7人増加しました。

熊本市こども家庭福祉課 西嶋達也 課長「周囲に相談をできない方がいらっしゃるということが事実。4月に内密相談センターを設置しましたので、相談・支援につなげていきたい」

一方、9人中3人は将来、病院側が子どもに自分の生まれたルーツ、いわゆる「出自」を明かしてもいいと母親に許可を得たとしました。
慈恵病院 蓮田健 院長「3人の方の出自を将来、開示するべきなのかどうか。これは今後、出自を知る権利の検討委員会でも話し合いになる議題ではないかと思います」
蓮田健(はすだ たけし)院長はこのように述べ「『子どもが出自を知る権利』について、今後も引き続き多角的に検討する必要がある」としました。














