今年4月の有効求人倍率は「1.32倍」で、前の月から横ばいでした。ただ、物価高の影響などで求人と求職活動のどちらも控える動きがみられています。

厚生労働省によりますと、仕事を探している人1人に対し何人分の求人があるかを示す今年4月の有効求人倍率は、前の月と同じ「1.32倍」でした。

仕事を求める人の数は、物価高による影響を不安に思い、転職を控える動きがみられたことなどから、前の月から0.7%減りました。

一方で、新規の求人の数も物価や鳥インフルエンザの流行によって卵の価格が高騰した影響などから、前の年の同じ月から0.9%の減少となりました。