ロシア軍は2日連続で首都キーウなどウクライナの各地にドローンやミサイルを使った過去最大規模の攻撃を行い、死傷者が出ています。
爆発音に驚き、叫びながら走る子どもたち。
ウクライナ空軍は29日、ロシア軍が発射した最大40発のミサイルとおよそ35機のドローンのうち、大半を撃墜したと発表しました。東部の州で死者が出ているほか、少なくとも24人がけがをしました。
こうした中、先週、ロシアの戦術核配備を正式に受け入れたベラルーシのルカシェンコ大統領が29日、ロシアの中央銀行総裁と会談する様子をベラルーシの国営メディアが報じました。
ルカシェンコ氏をめぐっては、ベラルーシの野党指導者が「モスクワの病院に緊急搬送された」とSNSに投稿していましたが、健在をアピールした形です。
そのルカシェンコ氏は28日に放映されたロシア国営テレビのインタビューで、ロシアとベラルーシでつくる連合国家にカザフスタンなども加盟すれば「核兵器を手に入れられる」と述べました。
カザフスタンのトカエフ大統領が連合国家をめぐり、「核兵器まで共有しようとしている」と苦言を呈したことに対するもので、トカエフ氏は29日、ルカシェンコ氏の発言を「冗談だろう」と一蹴、「われわれには核兵器は必要ない」と改めて距離を置く姿勢を示しました。
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