29日、大分も梅雨入りしたことで、今後の雨の見通しやさらに台風2号の影響について、気象予報士の大森さんの解説です。

日本付近には、梅雨前線に伴なう雲が東西に伸びています。29日は、日本海側を中心に雨が降りましたが、30日にかけて前線は南下し県内でも雨が強まりそうです。

一方、南の海上には台風2号の雲が見られます。台風の進路を見てみましょう。

大型で非常に強い台風2号は、フィリピンの東を北西へ進んでいます。今後、ゆっくりと沖縄に近づく見込みです。その後、進路を東寄りに変えます。勢力は弱まりそうです。

ただ、前線に向かって台風周辺の湿った空気が流れ込む状況が長く続きそうです。

台風や前線の影響について、30日以降、少なくとも日曜日にかけて、前線が停滞して雨が続きそうです。特に金曜日以降は、大雨になる可能性があります。

大雨への備えをまとめてみました。雨どいや側溝の掃除をしておきましょう。また、非常用品や避難所、避難経路の確認も大切です。できるだけ早いうちに、大雨への備えをしておきましょう。