日本財団と環境省は今月(5月)27日から来月(6月)11日までを「海ごみゼロウィーク」と定め、全国各地で清掃活動を推進しています。笠岡市の白石島でも、清掃活動が行われました。
白石島での清掃活動は日本財団と瀬戸内の4県とで作る海ごみ対策プロジェクト「瀬戸内オーシャンズX」が企画したものです。漁業関係者や岡山県の職員ら12人が参加し、砂浜に流れ着いたプラスチックごみなどを回収していきました。「海ごみゼロウィーク」の初日となったこの日は、岡山県を含む全国8か所で同様の清掃が行われたということです。
(日本財団海洋事業部 塩入 同さん)「瀬戸内に関しては、県を越えた動きがあり、漁業者も漁協を越えて動いている。こういった動きが活動の大きな成果になっていくだろうと期待しています」
このあと参加した漁業関係者は、瀬戸内の海ごみ問題について活発に意見を交わしていました。