地域産業の振興や国際交流を目的にむつ市など青森県内に短期留学しているシンガポール国立大学の学生たちが、ねぶたの色付けを体験しました。ねぶたの題材はシンガポールのシンボル=マーライオンです。

約2メートルの真っ白なマーライオンねぶた。むつ市役所の職員が骨組みや紙張りをしたものです。29日はシンガポール国立大学の学生と青森大学の学生が色付けに挑戦しました。

シンガポールの学生にとってねぶたの色付けはもちろん初めて。青森ならでは、の体験で、興奮しながらも慎重に筆を走らせます。色が滴ったり、紙が破れたりといった失敗もありましたが、約2時間かけてマーライオンねぶたを完成させました。

※シンガポール国立大の学生
「シンガポールで見たのは白いマーライオンですが色を付けても自分的にはいいかなと。シンガポールと日本の文化が混じり合う感じでとても良かった」

ねぶたの色付けのほか、農作業なども体験した学生たちは、20日間の短期留学を終え30日にシンガポールに帰国、青森県で体験したことを現地で発信します。