27日にスウェーデンで開かれた「グルマン世界料理本大賞」のワールドワイン部門で、岡山市の醸造家、大岡弘武さんの著書がグランプリを獲得しました。
「グルマン世界料理本大賞」は1995年から食と料理の最前線で活躍し、発信する人物に贈られています。栄誉に輝いたのは「大岡弘武のワインづくり 自然派ワインと風土と農業と」。

大岡さんはフランスで自然派ワインの第一人者として認められ、2016年に帰国。岡山市に拠点を構えています。

耕作放棄地をブドウ畑に再生し、日本の風土に適したブドウの品種改良を進める等農業の未来を見据えた取り組みが評価されました。

大岡さんは「ほっとしました。皆さんのおかげでブドウ畑もきれいになり、地球にやさしくなりました」と受賞の喜びを語りました。