大分からチャレンジ精神で幅広く事業を展開し、宇宙開発にも参加している由布市の企業を取材しました。
由布市挟間町に本社を構える「デンケン」。1975年に大分市で創業したのち、様々な事業に挑み続け成長を続ける企業です。
(石井源太社長)「最初は電気工事というところからスタートしています。だんだん開発、自分たちでものを作っていくというふうにシフトしてきた」

1985年に現在でも重要な業務の一角を担う半導体事業に進出。その後も「チャレンジ精神」を会社のモットーとして幅広い分野へと挑み、現在は健康・美容機器の扱いや自転車用パーキングメガソーラーなど6つの事業を展開しています。

(石井源太社長)「事業として会社として長くやっていくために、多角化戦略という形で違った市場にいろんな製品を出していくと、そういった流れで、一つ一つの事業を増やしていったというのが歴史の流れですね」

デンケンの成長を支えるのは高い技術力。県の「特許チャレンジコンテスト」では4年連続で最優秀賞を受賞しています。去年はパワー半導体を検査する装置の改良技術となる特許を取得しました。
(エレクトロニクス事業部・小畠侑也さん)「(この特許技術で)より品質の高い試験を行うことができるようになっています」
技術力を磨くデンケンは宇宙開発への進出も…