ウクライナ軍は28日、首都キーウにロシア軍による大規模なドローン攻撃があり、1人が死亡したと発表しました。ドローンによる攻撃としては軍事侵攻以降、最大規模の攻撃だとしています。

首都キーウのウクライナ軍高官は、28日未明、ロシア軍によるイラン製ドローンを使った大規模攻撃があり、少なくとも40機を撃墜したと明らかにしました。また、ウクライナ空軍によるとキーウ以外でも攻撃があり、あわせて52機のドローンを撃墜したとしています。キーウでは落下した残骸により建物の損傷や火災などの被害が発生し、市長によると1人が死亡したということです。

ウクライナ軍高官は、今回の攻撃について「ロシアによる軍事侵攻以降、最大規模のドローンによる攻撃」だとしています。28日は「キーウの日」と呼ばれる市の建都を記念する日で、ウクライナ側はロシア側がこの日に合わせ攻撃を行ったと批判しています。