JR東海の特急「ひだ」が新車両に
名古屋と高山を結ぶJR東海の特急「ひだ」。
ことし7月から新車両の「HC85系」が走ります。
これまではエンジン2台のディーゼル車でしたが、新車両は、エンジンと蓄電池を組み合わせたハイブリッド車に。
最高時速は120キロで、ハイブリッド方式としては国内最速。二酸化炭素の排出量も3割削減します。
きょう公開されたグリーン車は、「落ち着いた上質感」がコンセプトです。

(青木まな記者)
「おしゃれで落ち着いた空間。窓も大きくゆったり外の景色が楽しめそう」
普通車の座席にも電源コンセントを設置。

乗った時から旅気分が味わえるように、沿線の伝統工芸品を展示する「ナノミュージアム」もデッキに設置されました。
新車両は7月1日から、1日上下2本ずつ導入され、8月からは、3本に増える予定です。