旅行大手のJTBは今年3月までの1年間の決算で、国内旅行需要がコロナ前まで回復したことなどにより、営業損益が3年ぶりに黒字転換したと発表しました。
JTBが発表した今年3月までの1年間のグループ全体の決算によりますと、▼売上高は9779億円、▼本業の儲けを示す営業利益が336億円となり、2019年度以来、3年ぶりに営業損益が黒字転換しました。
▼国内旅行の需要がコロナ前の水準まで回復したことや▼企業向けの会議や研修旅行、イベントなど旅行以外のビジネスがけん引していることを受け、最終利益は前の年と比べ5.3%多い299億円となっています。
一方、今年度の業績見通しについては売上高をおよそ1兆1000億円と予想。
インバウンド需要がコロナ前の水準まで回復すると見込む一方で、海外旅行については円安などの世界情勢により回復に時間がかかるとしています。
会見に出席した山北社長は海外旅行について、▼物価高や円安などの影響で価格の変動が大きいことに加えて、▼心理的な抵抗感がまだ完全に抜けていないとし、コロナ前の水準に戻るのは「来年度の後半になるのではないか」と述べました。
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