愛知県内でもマイナンバーに別人の口座情報が紐付けられるなどの問題が起きていたことがわかりました。
別の人の公金受取口座を誤って登録していたのは、愛知県瀬戸市です。
瀬戸市によりますと、去年11月、市の窓口のパソコンで、マイナンバーカードと給付金など公金受取口座を登録した際、前の利用者が操作を途中でやめたにもかかわらず、端末でのログアウト処理がされていませんでした。
そのまま、次の利用者を案内したため、1人目のマイナンバーに次に来た人の口座が紐付けられてしまったということです。


また、愛知県一宮市では、去年8月とことし1月にマイナポイント事業で、誤って別の人の情報が登録される問題が3件発生していました。
こちらも、ポイントをつけるためのキャッシュレス決済の登録中に操作を中断し、ログアウトしなかったため、次の人に誤ってポイントが付与されたということです。


マイナポイント事業は、カードの取得や健康保険証、銀行口座の紐付けなどで最大2万円分のポイントがもらえるカードの普及策です。
瀬戸市と一宮市の担当者はともに「再発防止に努めていきたい」としています。