家庭や学校に次ぐ第三の居場所を目指します。家庭環境や心身の問題で、孤立する子どもが放課後を過ごすことができる施設を作ろうと20日、岩沼市とNPO法人などが協定を結びました。
岩沼市と仙台市のNPO法人「アスイク」、それに日本財団が協定書を取り交わしました。
岩沼市内で、来年2月の開所を予定する施設はアスイクが運営し、家庭環境や心身の問題を抱え家庭や学校で、孤立している子どもが安心して過ごせるような第三の居場所を目指します。施設では、子どもが放課後を過ごし、学習や食事の支援のほか、正しい生活習慣を身につけるための指導を受けられます。
菊地啓夫岩沼市長「いま児童館、児童クラブがあるが、そこにもなじめない子どもがいる。まず孤立させないというところから、スタートさせようというのが今回の思い」
NPO法人アスイク・大橋雄介代表理事「自分のことを好きになってもらう、社会のことを好きになってもらうような場所にしていきたい」
施設の利用対象は、岩沼市内に住む主に小学校低学年の子どもで、定員は20人を予定しているということです。
注目の記事
【 山本由伸投手 】中学時代のチームの後輩は「並レベルの選手に見えていた、本当にあの人?(笑)」出身の東岡山ボーイズの選手たちは「山本選手みたいに世界を代表するピッチャーになりたい」【ワールドシリーズMVP】

強度行動障害のある28歳息子と初めて離れて暮らす決断 「自分たちが世話が出来なくなる前に」両親はパニックに対応できる施設を6年間探す...届いた「受け入れ可能」のメール

“ニセ警察官”から記者に詐欺電話「保険が不正使用されている」だまされたふり続けると“事情聴取”も…【特殊詐欺手口の全貌】

爆買いした戦闘機、その後どうなった? 膨張する“防衛費”国民生活への影響は【報道特集】

思春期中学生の10人に1人 朝起きられないのは「怠け」ではない~中高生に増える起立性調節障害~「当事者親子の声」

「骨が折れやすい難病」9歳の少年 YouTubeで出会った“憧れの先輩” 骨が折れても――始まった挑戦と、亡き母の思い









