北九州市に本社を置く「TOTO」が、約50年ぶりに陶器を焼く窯を入れ替えました。これまでに比べ、二酸化炭素の排出量を4割削減できるということです。
北九州市小倉北区のTOTO小倉第一工場では、窯の火入れを前に、神事が執り行われました。
RKB黒木秀弥「今、火入れのボタンが押されました。およそ50年ぶりに新たな窯が稼働します」
今回、導入された窯は、洗面器や便器といった衛生陶器を焼くためのもので、熱に強いセラミック繊維を使用していることから、熱が外に逃げにくくなっています。これまでのレンガの窯に比べ、二酸化炭素の排出量を4割削減できるということです。
TOTO 山崎政男衛陶生産本部長「世の中の流れとして環境に優しい設備を目指しているので、更なる環境に優しい商品を作り続けることができると思っている」
新しい窯は、今年8月から本格的に稼働する予定です。
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