アメリカのIT大手は中国政府系とみられるハッカー集団がグアムなどの通信インフラ施設に対しサイバー攻撃をしかけていたと発表しました。

アメリカのIT大手、マイクロソフトは、24日、中国政府系とみられるハッカー集団「VoltTyphoon」が2021年半ばから重要な通信インフラを標的にして、グアムなどの施設にサイバー攻撃をしかけていたと発表しました。

将来、有事の際にアメリカとアジアの重要通信インフラを混乱させることをめざしている可能性があると指摘しています。

中国外務省毛寧報道官
「これは証拠がない、極めてプロフェッショナルでない報告だ」

一方、中国外務省の毛寧報道官は25日の記者会見でこのように批判した上で「アメリカこそハッカー帝国だ。ウソの情報を流布していることから視線をそらすべきではない」と反論しました。