5月5日、震度6強の地震に見舞われた石川県珠洲市では300戸以上が停電しました。こうした災害時の停電から早期復旧を図る訓練が25日、富山県魚津市で行われ、北陸電力グループが復旧作業の手順などを確認しました。
作業員:「作業開始。よし」
北陸電力グループは毎年、大規模災害などで停電が生じた際、早期復旧を図るための訓練を実施しています。
今回は県東部を震源とする最大震度7の地震が発生し、およそ9万戸の大規模停電が起きたことを想定。魚津市の訓練場で災害時に応援派遣の可能性がある東北電力の送配電事業者と初の合同訓練を行いました。
毛田千代丸アナ:「こちらが今回の訓練で使うマルチホットハグラーという工具です。電線を覆っているこの黒い絶縁体をはぎ取る役割を果たします」
訓練では、高所作業車に乗った作業員がマルチホットハグラーで断線した配電線の絶縁体を切除。露出した金属部分に高圧発電機車から伸びたケーブルを接続し、応急的な送電を開始しました。

作業員:「発電機始動!」
北陸電力によりますと、5月5日に震度6強の揺れに見舞われた石川県珠洲市では、延べ343戸が停電しました。電柱から建物へ電気を送る引き込み線の断線などが要因で、北陸電力送配電が復旧作業に当たりました。
北陸電力送配電 配電部業務運営チーム永田武宏課長:「今回の訓練で作業手順並びに連携、連絡体制、その辺を確認させていただきました。電力をお届けするという点で今後も安定供給を図ってまいりたいと思っております」

25日はこのほかにも、新川文化ホールで魚津市と連携した障害物の除去訓練が行われました。















