ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏は23日に公開されたインタビューで、ウクライナ侵攻をめぐり目標とした「非武装化」に失敗し、ウクライナ軍は「いまや世界最強の軍隊の一つになった」と述べました。

そのうえで、ショイグ国防相らエリート層に責任があるとし、ウクライナ側の反転攻勢に備え、戒厳令の導入と新たな動員が必要だと主張しています。

こうした中、国営ロシア通信社は24日、ウクライナ軍の消息筋の情報として、ザルジニー総司令官が今月初めに前線で負傷し、手術を受けたと報じました。

命は取り留めたものの任務の継続は困難との見方を伝えていますが、ウクライナ側はザルジニー氏の動静を伝えていて真偽は不明です。