プロオーケストラの岡山フィルハーモニック管弦楽団「岡フィル」の指揮者に、日本を代表する指揮者の一人、秋山和慶さんが就任しました。秋山さんは今後の活動について抱負を語りました。

秋山和慶さんは、4月1日に岡フィルの新たな指揮者・ミュージックアドバイザーに就任しました。1964年から40年に渡って東京交響楽団の指揮者を務め、海外での経験も豊富な日本を代表する指揮者の1人です。

(秋山和慶氏)
「子どもたちへの演奏会を大事にしたい。小さい演奏でもいいから『きちんとした演奏を真摯に奏でる演奏家たち』の姿を見てもらうということもとても大事だと思いますので、そちらのほうも力を入れたい」

岡山県内初のプロオーケストラとして創設され、今年で30周年となる岡フィルです。演奏者のリーダー・コンサートマスターには、読売日本交響楽団で20年間、首席ソロ・コンサートマスターを務めた藤原浜雄さんが就任しました。

岡フィルは5月22日に新体制での初演となる定期演奏会に臨みます。