地球温暖化対策の一環として、大分県庁でゴーヤを使った「緑のカーテン」の栽培が始まりました。

「緑のカーテン」は夏場の電力使用量を減らそうと、県が2009年から設置しています。24日は国東高校の生徒たちが育てたゴーヤの苗588株が県庁に運び込まれ、職員が南側のベランダに植え付けていきました。ゴーヤは成長すると2.5メートル程まで育ち、日よけの効果があります。県庁では葉をより茂らせるため、実になるつぼみの状態で取り除くことにしていて、去年は室温を平均でおよそ1.1度下げたということです。

(県うつくし作戦推進課・上田雅子さん)「県庁がこうやって緑のカーテンに取り組むことをみなさんに知ってもらうことで、省エネや節電の気持ちを持ってもらえたら」

緑のカーテンは9月末まで設置され、県ではこのほか5月末から海岸ごみの清掃活動などにも取り組む予定です。