大分県内で新型コロナの最新の感染者数は前の週から1.16倍に増え、緩やかな増加傾向となっています。また、インフルエンザの流行も続いています。

5月21日までの1週間に県内58の定点医療機関で報告された新型コロナの感染者数は前の週から1.16倍に増え、1医療機関あたり2.78人でした。定点での陽性者の報告数は161人で過去3週間で比較すると緩やかな増加傾向が続いています。

保健所別では東部保健所管内が1医療機関あたり6人と最も多く、西部が3.4人、大分市が2.59人などとなっています。一方、同じ58医療機関のインフルエンザの患者数も前の週よりやや増えて1医療機関あたり1.71人となり、季節外れの流行が続いています。このほか、ヘルパンギーナといった夏風邪の患者も増えていることから、県は手洗いの徹底など基本的な対策を呼びかけています。