東京電力福島第一原発で計画されている処理水の海への放出をめぐって、韓国の視察団は、24日も現地で処理水の保管状況などを視察しています。

専門家21人で構成される韓国の視察団は、23日に引き続き、24日も福島第一原発を訪れ、処理水の保管状況や放出設備の状況などを確認しています。

視察団は23日、放射性物質を取り除く設備「ALPS」の状況を視察したほか、放出前の処理水が基準を満たしているか測定するためのタンク群などを調べていました。

韓国視察団の団長　劉国煕韓国原子力安全委員会委員長「私たちが当初計画していた、見たい設備はすべて見ました」

視察団は25日、日本側の関係者との会合に臨んだ後、帰国するということです。