新酒の出来を競う「全国新酒鑑評会」の結果が24日、発表されました。今年も金賞受賞数日本一を目指した福島県内の日本酒ですが、受賞数は全国5位と、10回連続日本一とは、なりませんでした。
浦部智弘アナウンサー「まもなく全国新酒鑑評会の結果が発表されます。福島県の日本酒は金賞受賞数日本一となるのか、運命の瞬間です」
全国から818銘柄の日本酒が出品された「全国新酒鑑評会」。その結果が午前10時にインターネット上で発表され、県酒造組合では、職員が金賞を受賞した銘柄の数を集計しました。
その結果、県内では28銘柄が入賞、そのうち14銘柄が金賞を受賞しました。
渡部会長「すごいな山形」
山形が20銘柄、兵庫が19銘柄で金賞を受賞するなどして、福島の金賞受賞数は5位と、10回連続日本一を逃しました。
県酒造組合・渡部謙一会長「10連覇にはならなかったけど、まだまだ福島県のお酒のレベルの高さは維持していると思う」
発表を受けて福島駅前では・・・。
10連覇はならなかったもののことし金賞に輝いた14の銘柄を伝える新聞の号外が配られました。
街の人の反応は・・・。
福島市の80代女性「残念だと思う。10年を希望していた。福島県民みんなそうだと思う。」
福島市の20代男性「会津のお酒をたまに飲む。おいしいので今度こそやってくれると、がんばってほしいと思う。」
福島市のまちなか広場では、金賞を受賞した蔵元や内堀知事などが集まり、報告を兼ねてセレモニーが開かれました。
これまでの偉業をたたえ、早くも来年を見据えます。内堀知事「金賞受賞数日本一最高の笑顔でみなさんとガッツポーズをできるその日を目指してあすからリスタートしたい。」
県民自慢の福島の酒が振る舞われ、日本一奪還を誓いました。














