国連の安全保障理事会では、紛争下における民間人の保護をテーマとした公開討論が開かれ、ロシアによるウクライナ侵攻で多数の民間人の犠牲者が出ていることについて、各国から非難の声が上がりました。
アメリカ トーマスグリーンフィールド国連大使
「ウクライナだけで8000人の民間人が犠牲となり、実際にはさらに多い可能性があります。これが、ロシアによる残酷な軍事侵攻がもたらした人的な代償なのです」
安保理では23日、「紛争下における民間人の保護」をテーマとした公開討論が開かれ、出席した多くの国がロシアによるウクライナ侵攻で多数の民間人が犠牲になっていると改めてロシアを非難しました。
アメリカのトーマスグリーンフィールド国連大使は、去年、紛争下で死亡した民間人のうち半数がウクライナ侵攻での犠牲者だったと指摘したうえで、「プーチン大統領が引き起こした無意味な暴力に対して無関心になってはいけない」と強調しました。
また、各国はウクライナ侵攻によって世界的に食料価格が高騰し、民間人の生活に影響がでていると指摘したうえで、国連などが仲介するウクライナ産穀物の輸出をめぐる枠組みが今後も維持されるべきだとの意見が相次ぎました。
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