九州北部では23日、広い範囲で黄砂が飛来し、大分県内でも観測されました。影響は夜まで続く可能性があり、気象台が注意を呼びかけています。

大分地方気象台は23日午後、県内で黄砂の観測を発表しました。県内での黄砂観測は4月12日以来、今年2回目です。九州北部では広い範囲で黄砂が観測されていて、県内でも見通しが悪い状態が続いたということです。

(吉田アナ)「OBSの屋上から見てみると、いつもははっきりと見える高崎山がきょうはかすんで、ぼんやりとしか見ることができません」

黄砂の飛来は春先に多く見られますが、5月に飛来することも珍しくないということです。黄砂は23日夜まで続く可能性があり、気象台は衣服などへの付着や交通への影響に注意を呼びかけています。