福島市など、全国6つの自治体でマイナンバーと公金受け取り口座をひも付けして登録する手続きで、誤って他人の口座が登録されるトラブルが発生したことが分かりました。

デジタル庁は、マイナンバーと公金受取り口座のひも付けを推進していますが、口座を登録する際に誤って他人の口座を登録するトラブルが発生したと発表しました。

このうち、福島市では共通端末で口座登録をした際、前の利用者がログアウトをし忘れ、後の人の情報が誤って登録されたということです。誤った入金などは確認されていません。

市によりますと、規定では本人が作業することが原則となっていますが、トラブルがあった4件については、市の支援員が代理で行っていたということです。

同様のトラブルは、全国で福島市を含む6つの自治体で合わせて11件確認されていて、河野デジタル担当大臣は登録されている口座の総点検を行うと発表しました。