ゼレンスキー大統領が来日したおととい、ウクライナ東部の激戦地・バフムトを制圧したと、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の創設者が発表しました。ゼレンスキー大統領は否定しています。
G7の最中にバフムト制圧か ゼレンスキー氏は否定
ゼレンスキー大統領が来日した20日、ウクライナ東部の激戦地・バフムトでは、焦土と化した街に、戦闘員がロシア国旗などを掲げていました。

バフムトで軍事作戦を繰り広げていたのは、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」。
民間軍事会社「ワグネル」プリゴジン氏
「本日の正午ごろ、バフムトは完全に制圧された」

「ワグネル」の創設者・プリゴジン氏は、バフムトを完全制圧したと主張する動画を公開し、ロシア国防省も同様の発表をしました。
しかし、ロシア軍とともに戦っているはずのプリゴジン氏が軍を非難する場面も・・・
プリゴジン氏
「ショイグ国防相とゲラシモフ参謀総長は戦争を遊びにして、彼らの気まぐれのせいで本来の5倍以上の人間が死亡した」
そして、プリゴジン氏は制圧したばかりのバフムトから引き揚げることも発表しました。
一方で、プリゴジン氏は、ゼレンスキー大統領に対して意外な言葉を投げかけました。