福岡県飯塚市で行われた将棋の「名人戦七番勝負」第4局、挑戦者の藤井聡太六冠が渡辺明名人に勝利し、対戦成績を3勝1敗としました。藤井六冠は史上最年少での名人獲得と七冠達成に王手をかけました。
◆シリーズの流れを左右する対局に

飯塚市の麻生大浦荘で21日に始まった名人戦第4局。2日目は藤井聡太六冠が前日に封じた39手目の「7七桂」で再開しました。藤井六冠が史上最年少での名人獲得とタイトル7冠に「王手」をかけるか。4連覇を目指す渡辺名人が連勝で追いつくか。シリーズの流れを左右する注目の対局となりました。
◆ジュースvsマンゴープリン+コーヒー

気になる22日の勝負メシは藤井六冠がさっぱりとした鯛茶づけを、渡辺名人はボリューム感のあるすき焼き御膳を選びました。そして、午後のおやつは藤井六冠がオレンジジュースのみ、渡辺名人はマンゴープリンとアイスコーヒーを頼んだということです。
◆終盤に突き放し69手で勝利

午前9時に再開した名人戦第4局は、挑戦者の藤井六冠が終盤に渡辺名人を突き放し、69手で勝利しました。これで、対戦成績は藤井六冠の3勝1敗となり史上最年少での名人獲得と七冠達成まであと1勝に迫りました。次回の第5局は今月31日から長野県で行われます。














