警察官が、職務質問の技術を高めるための訓練が、福島県伊達市で行われました。
訓練は、地域、生活安全、刑事など、さまざまな課の警察官が2人1組で行い、適切な職務質問ができているかどうか8項目で審査されます。
訓練の想定は、市内の住宅街に不審な男が現れたというもの。酒に酔って手荷物検査を渋る男に対し、なるべく刺激しないよう慎重に職務質問をしていきます。
そして・・・。
「正当な理由なく持っているので、違反になるんですよ」
リュックの中からマイナスドライバーを発見し、男を現行犯逮捕しました。
伊達警察署・佐藤祐司地域課長「例えばドライバーが見つかったとき、被疑者の目の前で計測すると、自傷事故につながる。今後も重点的に指導・訓練していきたい」
訓練は、県内のほかの警察署でも行われます。














