■MLB パドレス 2ー4 レッドソックス(日本時間21日、ペトコ・パーク)

レッドソックス・吉田正尚(29)は敵地でのパドレス戦に「2番・指名打者」で先発出場。吉田は5打数1安打1盗塁で打率.295、4試合連続安打をマークした。

前日20日(日本時間)は侍ジャパンで共に戦ったパドレスのダルビッシュ有(36)から日本人スタッフ、トレーナーにお弁当の差し入れをもらった吉田は試合前に再会して約20分間、話し込んでお礼と挨拶をした。

吉田は1回の第1打席、1死走者なしでパドレス先発、J.マスグローブ(30)と対戦。内角中心の攻めをされたがじっくりボールを見ていった。カウント3-2から内角低め151キロのストレートを上手く払ってライトへ大きい当たり、あとわずかでフェンスオーバーというライトフェンス直撃の2ベース。4試合連続安打をマークした。

2回の第2打席はカウント0-2から内角低め132キロのナックルカーブに空振り三振、キャッチャーがボールを逸らすと吉田は1塁まで全力疾走、メジャー初の振り逃げとなった。4回1死一、二塁で迎えた第3打席、カウント2-2と追い込まれてから低めの変化球を3球連続ファウルと見せた。7球目、142キロのカットボールに詰まりセカンドゴロ。全力疾走で併殺打を免れた吉田は今季3個目の盗塁を成功させた。

7回の第3打席はパドレス3人目、変則左腕のT.ヒル(33)と対戦しショートゴロ、9回第5打席はサードファールフライに倒れた。吉田は5打数1安打1盗塁で打率は.295、4試合連続安打をマークした。