梅雨や台風のシーズンを前に21日、愛知県愛西市で大規模な水防訓練が行われました。
この水防訓練は、伊勢湾台風に相当する台風が木曽三川の下流域に接近し、洪水や高潮の被害が発生したことを想定したもので、およそ1000人が参加しました。
訓練では、救助が必要な人を避難させるための舟の組立作業や、水位が上昇して水が堤防を越えるのを防ぐために土のうを積み上げたりする作業に取り組みました。
(木曽川下流河川事務所 黒田英伸副所長)
「 国土交通省としては(堤防が)決壊しないよう巡視をしたり、しっかりやっていきたいと思います」
愛知県で大規模な水防訓練が行われるのは、4年ぶりで、今後も各機関が協力して技術向上に努めたいとしています。