「セイコーゴールデングランプリ陸上2023横浜」の前日会見が20日、日産スタジアムで行われ、男子100mに出場するフレッド・カーリー(28、米国)、坂井隆一郎(25、大阪ガス) 、栁田大輝(22、東洋大) らが出席した。

大会には前回の世界陸上覇者フレッド・カーリー(28、米国)が参戦、「いいレース、速いレースを期待してください。プラン通りの走りができれば速いタイムが出ると思います」と余裕の表情を見せた。

8月の世界陸上ブダペスト参加標準記録を目指す坂井は「自分自身の調子が上がってきていると思うので自己ベスト(10秒02)に近い記録を出せればいいなと思っています。記録だけではなく、順位とタイムにこだわって、しっかり自分の走りをしたい」と気合が入る。カーリーとは昨年の世界陸上オレゴン準決勝で対戦、「(前回は)自分が思い描いていたよりも早く追いつかれてしまって、抜かれてしまったのを鮮明に覚えているので、今回のレースではどこまで食らいついていけるかわからないですけど、差を維持できるようにレースに挑みたい」と世界王者との対戦を楽しみにしている。

先週、関東インカレで2連覇した栁田は「出るからにはしっかり自分の走りをしてベストの記録をだしたい。関東インカレで疲れているが自分で出場を決めたので、やることやってベストな走りをしたい」。

男子100mには元日本記録保持者の桐生祥秀(27、日本生命)、小池祐貴(28、住友電工)もエントリーしている。

実施種目
【男子、9種目】
100m、400m、3000m、110mハードル、400mハードル、3000m障害物、走高跳、走幅跳、やり投
【女子、6種目】
100m、1500m、3000m、100mハードル、走幅跳、やり投