「セイコーゴールデングランプリ陸上2023横浜」の前日会見が20日、日産スタジアムで行われ、日本記録保持者の田中希実(23、New Balance )、三浦龍司(21、順大)、北口榛花(25、JAL)が顔をそろえた。
女子1500mに出場する田中は2020年にこの大会で14年ぶりの日本新をマークした。会見に登壇した田中は、「国内では数少ない国際レースになってくるので国内の選手にはもちろんなんですけど海外の選手にしっかり勝ちきれるように世界に通用する走りを目指して、そのうえでタイムがついてきたらいいなと考えています」と話した。
今シーズン初めて本職の3000m障害に出場する三浦は、「3000m障害は今シーズン初めてのレースになるので、この一戦を大事にしたいですし、今年の世界陸上だったり、様々な記録だったり、大会を目指していくうえでいい弾みにしていきたい」と意気込んだ。
女子やり投げでは北口の3連覇を阻止すべく昨年の世界陸上オレゴンの金メダリスト・ケルシー・リー・バーバー(31、豪州)が参戦。世界トップレベルの戦いに北口は「海外から強い選手もたくさん来てくれているので、しっかり戦えるように頑張りたい」。