4月の霜による農作物の被害額は、4億4000万円にのぼることがわかりました。
福島県が19日に発表したまとめによりますと、4月上旬から下旬にかけて発生した霜による農作物の被害額は、会津と中通りの24の市町村であわせておよそ4億4000万円でした。
被害があったのは、野菜や果物など16の品目で、最も被害額が大きかったのはナシでおよそ1億7400万円、次いでリンゴがおよそ1億2000万円などとなっています。
県は、被害の要因について「今年は暖かい日が続き、例年よりも果物の開花が早かったため、被害が拡大した」と話していて、今後、被害を受けた農家に対し、低金利での資金貸し付けなど支援を行うことにしています。














