山梨県教育委員会は今年度、教育現場に出す文書を半分に減らす取り組みを始め、小中学校で成果が出ていることが分かりました。

県教育委員会は教員の負担軽減を目的に国や県が教育現場に出す事務的な文書を半分に減らすプロジェクトを今年度、始めました。
文書をすべて県教育委員会が事前 に精査して、送付するか、しないかを決め、企業や団体からの作品募集などのチラシは原則配布をとり止めました。

この取り組みの2週間分の進捗状況が発表され、小中学校の文書の削減率は78件中、38件の48.7%でした。
一方、県立高校などは 101件中、12件で削減率は11.9%にとどまりました。

情報共有のシステムが整っていなかったことが主な原因で今後改善の余地はあるとしています。