佐賀空港への陸上自衛隊の輸送機「オスプレイ」の配備計画をめぐり、防衛省は佐賀県有明海漁協と土地の売買契約を結び、6月上旬にも駐屯地の建設を始める方針を明らかにしました。
◆18日に売買契約を結ぶ

佐賀空港西側に建設が予定されている駐屯地について、防衛省は18日に土地の名義人である佐賀県有明海漁協と売買契約を結びました。駐屯地の予定地については、5月1日に地権者でつくる協議会が土地の売却を決定していました。
◆井野防衛副大臣が知事と面会へ

駐屯地には、陸上自衛隊の輸送機「オスプレイ」17機とヘリコプター約50機を配備するほか、火薬庫や格納庫などを整備する計画です。6月上旬をめどに工事に着手する予定です。
佐賀県 山口祥義知事「排水の問題、騒音の問題、そういった一つ一つの問題に関して、しっかりと県が間を取り持って防衛省に言っていく」
19日午後には井野防衛副大臣が佐賀県を訪れ、山口知事などと面会する予定です。














