G7=主要7か国の首脳はきょう、広島サミットの最初の行事として平和公園を訪れます。

アメリカの現職大統領としては、2人目の訪問となるバイデン大統領は、原爆投下に関する謝罪をしない見通しです。

G7の首脳らはきょう午前、広島市の平和公園を訪れ、岸田総理の案内で原爆資料館を視察するほか、原爆慰霊碑の前で花輪を手向け、記念の植樹を行う予定です。

アメリカの現職大統領としては、オバマ元大統領に次いで2人目の広島訪問となるバイデン大統領が今回、核をめぐってどのような発言をするか注目されていますが、アメリカ政府高官によりますと、平和公園では発言の機会はなく、原爆投下に関する謝罪もしないということです。

高官は「78年前に広島で命を落とした人々に敬意を表するとともに、核不拡散に対するアメリカの責務を再確認する」と話しています。